時はさかのぼり、あるヨーロッパ人が新大陸を発見した時代(大航海時代)に、パパイヤのなんとも不思議な力におどろいて、祖国に持ち帰った事が、世界に広まったきっかけと言われています。
そのヨーロッパ人というのは、新大陸発見で有名な、誰もが知ってる歴史上の人物!
そう、コロンブス!!
コロンブスはパパイヤのあまりの美しさに黄金のフルーツと呼んだそうです。
コロンブスの出会ったこのパパイヤこそが「カリカパパイヤ」!コロンブスの経験したパパイヤの不思議な力とは、このような話です。
隊の一員が重い病気(胃けいれん)で倒れたときに、原住民の差し出したパパイヤが、隊員の病気をたちまちのうちに治してしまったというのです。
それにおどろき、魔法の木の実としてその種を本国に持ち帰り、栽培し始めたと言われています。
コロンブスは、それから航海に出る時には必ず、パパイヤを船に常備するようになったそうです。
このような不思議な働きをするパパイヤのことを、古代人は「メディカルフルーツ」と呼んでいました。
スペイン領のマジョルカ島に植えられたパパイヤは、その後ヨーロッパの各地に広まり、さらにヨーロッパで研究され人々に有用な植物と認められることとなります。
やがてキリスト教の布教活動を行っていた宣教師たちとともに海を渡り、アフリカやアジアなど、「パパイヤ」 は世界各地に渡っていくことになったのです。
そしてまた、このようなパパイヤの不思議な力とは別に、コロンブス大航海時代の航海士たちの間でパパイヤは無くてはならないものだったもう一つの大きな理由があります。
熟していない青いパパイヤは、保存性がよいので、長期間航海する航海士たちにとっての大切な栄養源として船倉に積まれ、重宝されていたのです。
オランダやイギリスの船に乗って、アジア各地に運ばれたその「魔法の木の実パパイヤ」は、港近くに根をおろし、次第に川筋沿いに広がっていったのです。



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